- 仕事が覚えられないと感じたら辞めるべき?
- どうしたら仕事を覚えられるの?
当記事では、こんな疑問に答えています。
同じミスを何度も繰り返したり、教えてもらったのに頭から抜け落ちてしまう…
どうしても覚えられないと、自信がなくなってきて辞めたいと感じてしまいますよね。
僕自身、今までいろいろな職場で働いてきましたが、毎回仕事が覚えられなくて辞めたいと思ってました。
だからといって、すぐに辞めてしまっては後悔する可能性があります。
そこで、続けるべき状況と辞めるべき状況を紹介しているので、自分はどの状況に当てはまるかチェックしてみてください。
もくじ
仕事が覚えられないなら辞めるべき?

仕事が覚えられなくて辞めるべきか悩んでいる方にとって、どの判断が正しいのかわからないですよね。
辞める必要はないと言いたいですが、状況によっては続ける方がデメリットが大きいこともあります。
具体的にどのような状況なら辞めるべきか見ていきましょう。
精神的に参っている状態
- 情緒不安定になっている
- 動悸や息切れなど体に変調をきたしている
- 職場に来たり仕事をすること自体が苦痛
上記のように、精神的に病んでしまっている状態では日常生活にまで支障をきたしてしまうので、辞めた方がいいでしょう。
仕事に適性があったとしても、精神を病んだ状態では満足にパフォーマンスを発揮することはできません。
ましてや、職場や仕事に対して拒否反応がでている状態では仕事を覚えることはできません。
自分の健康状態を第一に考えましょう。
パワハラが横行している職場

- 大勢の前でミスを怒鳴られる
- 笑いものにされたり人格を否定される
- 極端に仕事を振ってもらえない
パワハラが横行している職場は早めに辞めるべきです。
仕事が覚えられないのは本人だけが原因ではなく、周囲の環境にも左右されます。
パワハラをされることで仕事に対するモチベーションが上がらなかったり、自発的に動くことを禁止されれば、誰だって仕事は覚えません。
そのような職場では働くだけ時間の無駄なので、早々に見切りをつけましょう。
自分に合っていない仕事
何年も働いているのに一向に仕事が覚えられない…
仕事には向き不向きがあります。
長く続けているのに仕事を覚えることができなければ、そもそも仕事に向いていない可能性が高いです。
能力の差は人それぞれなので仕方のないことです。
これから先も続けたところで仕事を覚えることは難しいので、自分の能力が発揮できる職種で働いた方が結果を残せるでしょう。
仕事を覚えられなくて辞めたいと思うのは悪いことではない

「仕事を覚えられないから辞めるのは逃げること」と後ろめたく考えていませんか?
自分に合わない仕事だったり、成長できる環境じゃないなど、仕事を覚えられない理由は様々です。
そのような環境で続けても、成長が見込めないばかりか時間を無駄に浪費するだけです。
自分の人生なので、合わないと感じたなら見切りをつけるべきでしょう。
逃げや迷惑をかけるという理由で、限られた時間を無駄にするのは得策ではありません。
仕事が覚えられなくても辞める必要がない状況

仕事が覚えられなくて辞めたいと感じても、ここで紹介している状況なら今すぐに辞める必要はありません。
もう少し続けてみてから進退を決めてみてはいかがでしょうか。
仕事や職場が好き
- 自分の希望していた職種でやりがいがある
- 職場での人間関係が良好
こういった職場は見つけるのが大変なので、簡単に辞めるのはもったいないです。
「職場の人に迷惑がかかるから…」
と感じるかもしれませんが、仕事に対してモチベーションが維持できる環境なら取り返すことは十分可能です。
下手に転職をすれば、今より環境の悪い職場で働くことになる可能性は非常に高いですよ!
入社して間もない時期

僕が今まで働いてきた職場では、「入社して2・3年は赤字」というスタンスでした。
どういうことかというと、入社して2・3年は仕事ができなくて当たり前。
まともな売り上げが期待できないので、人件費分は赤字覚悟で人を育てるというものです。
入社して間もない新人が、ベテラン並にバリバリ仕事をこなす方が怖いですよね。
職場環境に問題がなく、ただ仕事が覚えられないだけなら、2・3年は続けてみるべきでしょう。
ちなみに、僕はどの職場でも仕事を覚えるのが早いと言われますが、それでも1・2年はかかりました。
忙しくて仕事を教えてもらえない
周囲の人が仕事に追われて満足に教えてもらえない状況ってありますよね。
仕事が覚えられない人からすれば、ポツーンと置き去りにされるので心が折れそうになります。
ただ、それは一時的なもので、時間が経過して仕事をこなすようになればウソのように感じます。
また、自発的に動く絶好のチャンスなので、スキルアップしやすい環境だと認識しておきましょう。
意図的に教える気がないなら、社員を成長させる気のない職場なので辞めることを勧めます。
仕事を覚えられない時の対策

ここでは、僕が仕事を覚えられない時に実践していた対策を紹介しています。
仕事ができない人に見られがちな特徴も紹介しているので、当てはまるものがあれば改善していきましょう。
わからないことがあれば聞く
わからないことがあれば、こまめに人に聞くようにしていました。
もし周囲の人が忙しくて聞けないような状況だったら、とりあえず試してみて
「こんな感じでやってみたのですが、不備はありますか?」
と後からアドバイスをもらいます。
同じことを何度も聞くような内容だったら、メモを取れば聞く手間が省けるでしょう。
わからないことや自信がなければ聞く、仕事のできない人は出来てないケースが多いので意識してみてください。
人が苦手としている仕事をする
僕がどの職場でも一番の成績をとることができたのは、みんなが苦手としている仕事を積極的にこなしたからです。
人間楽な方を選びたがるもので、面倒な仕事は好みません。
みんなが苦手としている仕事を得意分野とすれば、それだけで一歩先に進むことができるわけです。
面倒な仕事なので最初は嫌と感じますが、慣れれば何も感じなくなるもの。
苦手な仕事をすることで基本も身につくので、オススメの対策です。
勉強をする

勉強といっても難しく考えることはありません。
ネットが普及している現在では、手に入らない情報がないくらいです。
仕事に関して苦手な分野があれば、検索すればすぐに解決策がズラっとでてきます。
スマホやPCを眺めるだけで必要な情報がタダで手に入る、素晴らしい時代ですね!
苦手分野や、わからないことの情報を調べるだけでも立派な勉強です。
仕事から逃げない
仕事のできない人ほど嫌な仕事から逃げる特徴があります。
失敗をすれば怒られたり周囲に迷惑がかかるので逃げたくなる気持ちもわかりますが、経験しないといつまでも成長しません。
また、ミスをすれば気持ちが落ち込んでミスを誘発する悪循環に陥ってしまいますよね。
怖かったり嫌だからこそ、あえて突き進んでみましょう。
仕事を覚える手っ取り早い方法は、実際に何度も経験することです!
コツとしては、「考える前に動く」ですね。
一度動いてしまえば、不思議と嫌とは感じなくなるものです。
まとめ
仕事を覚えられなくて辞めたいと感じるのは誰しもが思うことです。
- 仕事や職場が好き
- 入社して間もない時期
- 忙しくて仕事を教えてもらえない
といった環境であれば、挽回できるチャンスがあるので続けることを勧めます。
- 精神的に参っている状態
- パワハラが横行している職場
- 自分に合っていない仕事
であれば、続けてもデメリットしかないので辞めることを勧めます。
もしかしたら、仕事を覚えられないのには自分の働き方に問題があるかもしれません。
嫌な仕事から逃げていないか、わからないことがあってもそのままにしていないか、自分の仕事の進め方を見直してみましょう。
仕事を覚える手っ取り早い方法は、とにかく経験することです。
心が折れそうになる時もありますが、逃げずに立ち向かうことで必ず自分自身にプラスになって返ってきます。