「必要でしょ」
ということで、この記事では倉庫のクレーンオペレーターにはセンスが必要か?という疑問に答えています。
- そもそもセンスって何さ?
- センスのない人の特長
- センスがない人はどうしたらいい?
といった疑問に答えているので、クレーンの操作が上達しないと悩んでいる方は参考にしてみて下さい!
はじめに、僕は無理なものは無理とハッキリ言うタイプです。努力では何ともならないことだってありますからね。
そのうえで、必要とされるセンスは努力で補うことができるので、誰にでもチャンスがあるということを忘れないでくださいね!
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もくじ
倉庫のクレーンオペレーターにセンスは必要?

結論から言えば、ある程度のセンスは必要です。
ただ、ここでいうセンスとは、先天的な才能だけではありません。
「じゃぁ、センスってなんなのさ?」
と疑問に思いますよね。
- 運転技術
- 周囲の観察力
- 向上心
の3つが揃っている人がセンスのある人です。
この3点について、詳しく解説していきますね!
運転技術
僕はどの重機でも、人並み以上に操作できる自信があります。これは、機械操作に対する勘が優れているからでしょう。
このような感覚的なものは人それぞれ違うので、先天的なものになります。
ですが、操作技術というのは努力次第で補うことができるもの。
先天的な才能のある人と同じことをすればどうしても劣ってしまいますが、限りなく近づけることはできます。
周囲の観察力
クレーン操作の上手な人は、周りへの気配りができる、危険察知能力が高いという特徴があります。
次は何をすれば円滑に作業ができるか、周りはどんな動きをしているか、この状況は危険であるかを常に気にして作業をしています。
それに操作技術が加わるので、無駄のない動きになるわけですね。
クレーンの操作の上手な人に周囲の状況を聞いてみると、驚くほどの情報量を持っていることがわかります。
ちなみに、観察力は周囲に目を向けるクセをつければ、誰でも習得できます。
向上心
「クレーンの操作がもっと上手になりたい」という気持ちがなければ上達することはできません。
脳死状態でただ操作をしていても、一定のラインから上達することはないでしょう。
人の操作技術を盗んだり、積極的に操作のコツを学んだりしているからこそ、人より上達が早く、技術も向上するのです。
クレーンオペレーターのセンスがない人の特長

クレーンオペレーターとしてセンスのない人には以下のような特徴があります。一つでも当てはまれば、センスを身につけることは難しいでしょう。
操作技術が未熟
どんなに先天的な才能のある人でも、最初は運転がヘタクソなものです。
ですが、何度も挑戦することで操作技術が磨かれていくもの。
クレーンの操作が苦手だからといって逃げていては、いつまでたっても上達しません。
僕が見てきた中で「センスがないなぁ」と感じた人は、必ずといっていいほどクレーンを操作することから逃げています。
周囲に目を配れない
クレーンの操作に夢中になってしまい、周囲へ目を配ることのできない人はセンスのない人です。なぜセンスがないのか?
それは、次の行動を予測することができないからです。
クレーンにばかり目がいってしまうので、周囲の人がどんな動きをしているか、周囲にどんなものがあるのか把握することができません。
そのため、次は何をしたらいいのか、危ないものがないかといった判断が遅れてしまうものです。
現場作業は段取りが命です。判断の遅れは、仕事の効率を悪くしてしまう原因になってしまいます。
やる気がない
やる気がない=上達する意思がないということなので、クレーン操作が上達することはありません。
やる気がないので、集中して作業することができずちょっとしたミスを連発してしまいます。
このミスがいつか大きな事故につながってしまうので、いちばん危険なタイプですね。
倉庫のクレーンオペレーターにセンスが必要な理由

クレーンは何トンもある重量物を運ぶものなので、ちょっとしたミスでも簡単に人の命を奪ってしまう危険な作業です。
操作技術が未熟、周囲に目を配れない、やる気がないといったパーフェクトソルジャーは、事故を起こす可能性が非常に高くなります。
そのため、最初の項目で解説したセンスが求められるわけですね。
このセンス、最初の項目を見直してみると、誰でも努力次第で身につけることができることに気が付きましたか?
必要なのは、事故を起こさずに一定の速さで確実に作業のできる人です。
その水準に達しているだけのセンスがあれば十分なわけですね。
誰よりも操作が上手である必要はないですし、努力次第で必要なセンスを身につけることはできるので安心してください!
クレーンオペレーターのセンスがなくても他の分野で活躍できる

自分では努力しているつもりなんだけど、どうしても上達しない・・・。
そんな方は、他の分野に目を向けてみましょう。
倉庫での作業はクレーン操作だけではありません。製造・加工・検品など作業に多様性があるのが倉庫作業の強みです。
クレーンでは思うようにいかなくても、他の分野で思いもよらない才能が開花するかもしれません。
クレーン作業に固執せず、他の分野に挑戦してみるのも一つの手ですよ!
まとめ
倉庫のクレーンオペレーターはある程度のセンスが求められます。センスとは、
- 運転技術
- 周囲の観察力
- 向上心
の3つですね。このうち1つも欠けてしまうと重大な事故につながりかねないため、ある程度のセンスは必要になるわけです。
ですが、必要とされるセンスは努力でカバーできるものなので、クレーン操作が上達しないと悩んでいる方でも諦めることはありません!
自分に足りないものは何か考えたうえで、足りないものを重点に伸ばしていけば、会社の求めるクレーンオペレーターになることができます。
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