この記事では、人が続かない職場について取り上げています。
- 人が続かない職場で働く意味はあるの?
- 人が続かない職場ってどんなところ?
こんな疑問に答えています。
僕が働いていた会社も、人の続かない会社でした。
その時の体験談を紹介しているので、実状を把握することができる内容になっています。
もし自分の働いている職場が当てはまるかも?と不安に思ったら、身の振り方を決めるために当記事を役立ててください!
もくじ
【体験談】人が続かない職場で働いた時の様子

様々な会社で働いてきた中でいちばん酷かったのは、パワハラ上司がいた職場でした。
たった一人の人間のせいで、僕が在職している間に入った新入社員は全員辞めてしまい、ベテランの先輩の8割が退職に追い込まれました。
ベテランの先輩に関しては、上司よりも歳が上で職歴が長かったため、上司からすれば邪魔な存在だったわけですね。
社長に陰口や嘘を吹き込むことで、ベテラン社員に対して不信感を抱かせて退職に追い込もうという魂胆だったのです。
結果、ある人はクビになり、ある人は続けるのが無理な労働条件を押し付けられ退職、残った人は扱いやすい先輩ただ一人の状態です。
どうして上司がやったことだと分かるの?と疑問に思いますよね。
上司自身が僕にそう言ってきたからです。しかも得意げに。
上司ってどんな人だったの?

暴言・暴力は当たり前で、気に入らないことがあれば物に当たり散らして会社の備品を壊してしまいます。
それでも上司として会社に認められていたのは、仕事のできる人だったからでしょう。
尊敬できるほどの腕があっても、人間性が最悪であれば誰もついてきません。
また、人を蹴落とすために嘘をついたり、陰口をたたいて評判を落とそうとします。
感心するほど口が達者だったので、社長はまんまと騙されていたわけですね。
新人が入社した時の状況

入社初日から怒鳴り散らします。
入社したばかりの新人に、仕事に慣れた人と同じ動きをしろという方が無理な話です。
また、暇さえあれば会社に対しての不満や、社員の陰口を延々と話しているので、聞いている方からすれば気が滅入ってきます。
ちなみに、不平不満を聞くだけで半日が終わってしまうことは珍しくありません。
新入社員には上司が付きっきりなので、ほとんどの人は1年以内に辞めてしまいます。
などと、退職した人間の文句を言うオマケつきです。
酷いケースでは、さんざん良いことを言って他社から引き抜いた社員を、入社した瞬間に追い詰めて1週間で退職に追い込んだこともありました。
結局、僕が退職するまでに残った後輩は0人です。先輩も退職に追い込まれたので、会社は人材不足に陥ったわけですね。
人が続かない職場の5つの特徴

人が続かない職場というのは、会社側に何らかの理由があるものです。
ここでは、人が続かないような職場の特徴を紹介していきます。
自分が働いている会社で、当てはまる項目があれば要注意ですよ!
パワハラが横行している
暴言や暴力で人を従わせようとしている職場で働きたいとは思いませんよね。
しかも、パワハラを黙認しているような会社であれば、暴言や暴力を認めていることになります。
パワハラをする人間は、自分が悪い事をしていると思っていないのが厄介なところです。
入社したばかりの人は、怒鳴られたり暴力を振るわれることで次第に追い詰められていき、退職してしまいます。
職場を退職する理由で最も多いのが人間関係とされています。
パワハラも人間関係に含まれているので、退職をしてしまう理由はパワハラが一番の理由なのかもしれませんね。
給与形態に問題がある
働く理由は生活のためですよね。
その生活を維持するための給料が安ければ、働く意欲は湧いてきません。
生活をするだけで給料全てが吹き飛んでしまったり、ボーナスや昇給が見込めなければ、何のために働いているのか分からなくなってしまいます。
将来が不安しかない給料で、長く働き続けたいとは思わないですよね。
そのため、給料が安い・昇給が見込めない・ボーナスが支給されないなどの、給与形態に問題がある会社は退職していく人が多いものです。
現場の環境が劣悪
現場が散らかっている、クレームの対応ばかりさせられる、一歩間違えれば大怪我や命の危険がある、肉体や精神的にキツイ仕事というのは誰もが嫌うものです。
これから続けて体を壊さないか不安になるものですよね。
特に、一歩間違えれば大怪我や命の危険がある仕事は神経を使うものです。
そういった職場に限って、パワハラが横行していたり給料がやすかったりするもの。
仕事に対する不安と、職場環境との合わせ技で仕事を辞める人が多いです。
長時間の労働時間
長時間の残業や休日出勤、プライベートな時間が確保されないばかりか、休む時間すらままならない職場は続かないものです。
それに加えて、残業代や休日出勤手当が満足に支払われないと、何のために働いているのか分からなくなりますよね。
いくら仕事とはいえ、自分の時間がとれないような職場で働けば疲弊してきます。
体を壊したり、精神的に病んでしまって仕事を続けることができなくなってしまう環境といえるでしょう。
成長が実感できない会社
新人なりに自分で考えて仕事をしようとしても、頭ごなしに否定ばかりされてしまえば、仕事に対するモチベーションは下がっていきます。
また、手が空いたので何か手伝うことはないかと尋ねても、暇になるのが嫌だったり後輩に追い抜かれるのが嫌で仕事を振ってもらえないと、手持ち無沙汰になってしまいます。
何もすることがなく右往左往していれば罵声が飛ぶ、こんな理不尽な環境で働いていれば、成長することはないし働くこと自体が嫌になってしまいます。
自分の事ばかりで人材を育てようとする意志のない会社は、新入社員にとって魅力のない会社と認識されるため、続けることが無意味と感じて退職してしまいます。
人が続かない職場を変えることは難しい

人が続かない会社というのは、長いこと悪習が染み付いているため、一社員だけで改善させることは不可能です。
こういった会社は倒産するまで気が付かないか、取り返しのつかない事態になってから対策をとるので、最後まで変わることはありません。
正直、人が続かない会社で働いていても時間の無駄なので、早い段階での退職を強く勧めます。
現在から2年間を遡った間に、入社した人の半数以上が退職するような会社であれば、異常な会社だと認識しておきましょう。
ストレスなく退職をするためには
- 退職を申し入れると何をされるか分からない
- 退職を申し入れたら脅しや強い引き留めにあった
- 会社に行くのがツライ
- 退職の際に未払い賃金や有給休暇の交渉をしたい
中には、上記のような悩みを抱えている方もいることでしょう。
ストレスの溜まっている状態で退職を切り出すのは、神経が擦り減るもの。
また、有給休暇や未払い賃金の取得をしたくても、理不尽に断られるケースは非常に多いです。
そこで、会社に退職の申し入れをしたくても出来ないと悩んでいる方は「退職代行サービス」の利用を勧めます。
退職代行サービスを利用することのメリットとして以下が挙げられます。
- 会社に顔を出さずに退職することができる
- 会社とのやり取りが不要
- 離職票などの必要な書類の発行依頼が可能
- 未払い賃金や有給休暇の交渉が可能(※退職代行による)
退職に関する法律の知識も持ち合わせているため、合法的に退職に結び付けられるのが最大の強みですね。
ただし、退職代行の中には悪質な業者がおり、退職ができないといったトラブルにつながりかねないので、利用する前に最低限の知識を身につけることでトラブルを回避することができるでしょう。
☟の記事では、退職代行に関するポイントや疑問を解説しているので、退職代行を利用する前に一読することを勧めます。

当サイトでは、合法性・料金・サービスの質をトータルで比較した結果、退職代行ガーディアンを一番にオススメしています。
☟の記事でもオススメの退職代行サービスを紹介しているので、選ぶ際の参考にしてください。

まとめ
人が続かない職場というのは、古くからの悪習が染み付いているものです。
多くの場合は、パワハラや給与体系の問題など、社員をないがしろにするような習慣が身についています。
このような職場は、一社員が職場の環境を改善させることは不可能です。
働くだけ人生を無駄に浪費するだけなので、早めの退職を勧めます。
職場の環境が自分に合う・合わないは人によって違ってきますが、人の続かない職場は致命的な問題があるため人材が定着しないのです。
たった一度の人生、後悔のないように自分に合った職場を見つけたいですね。
