この記事では、職場で嫌われてしまったら挽回ができない理由について解説しています。
- 職場で嫌われてしまったら退職すべき?
- どうして嫌われたら挽回することができないの?
こんな疑問に答えています。
自分の態度や言動が原因となったり、個人的な妬みという理不尽な理由で嫌われたりと、嫌われる理由は様々です。
僕自身も、理不尽な理由で社長から嫌われたことがあります。結果としては、挽回することができませんでした。
信頼が一度でも落ちてしまうと、回復するまでに膨大な時間がかかるものです。下手をしたら、一生回復しない可能性もあるでしょう。
そのような状況になった時の最善策を紹介しているので、職場で嫌われて困っている方は、当記事を参考にしてみてください。
もくじ
職場で嫌われたら挽回はできない

結論から言ってしまえば、一度職場で嫌われてしまうと挽回することは不可能です。
職場で嫌われる原因は、大きく分けて2つあります。
- 自分が明らかに嫌われる原因をつくった
- 他人の嫉妬で嫌われた
明らかに自分の態度が悪い場合と、他人の印象によるものですね。
どちらの場合にせよ、嫌っている相手に対して抱く印象は決していいものではありません。
良い印象を抱いていない人に挨拶や謝罪をされても、簡単に許容できるほど簡単な問題ではないですよね。
すぐに弁解や謝罪をすれば、印象が改善されることがあるかもしれませんが、他人の考えていることなんて分からないもの。
ほとんどの場合、明確に周囲の接し方に変化が表れてから「あれ、ひょっとして嫌われてる?」と気が付くものです。
自分に対しての印象が最悪な状態になってから嫌われていると気が付くため、どんなに取り繕ってもすでに手遅れな状態なんですね。
職場で嫌われたら挽回不可能な理由

集団心理が働く
「あの人が嫌い!」
「あの人がムカツク!」
他人のことに関して、知人に愚痴ったことはありませんか?
人間誰しも、自分の行動を正当化しようとするために、他人を仲間に引き入れようとします。
自分と同じ意見を持っている仲間が多いほど安心できるためですね。
こうして自分のことを嫌っている人間は、仲間をどんどん集めていきます。
集団心理とは恐ろしいもので、どんなに理不尽な理由でも正論を叩きつけても、数で勝っていればそれが正義になるものです。
次第に自分を嫌うことが当たり前という雰囲気になってしまうため、挽回することができない状況になります。
嫌いの理由がハッキリしている
子供の嫌がらせのように気分で嫌ったりすることはありません。
相手を貶めようとしたり、言動や態度が生理的に受け付けないというハッキリとした理由があります。
職場という環境で長いこと一緒に仕事をしているからこそ、相手の嫌な部分が見えてくるものです。
長い時間をかけて相手を見据えた結果、自分とは合わないという印象を持っているので、どう取り繕っても以前のような関係に戻ることはないでしょう。
「気にしない」で済むなら苦労しない
「気にしないでいこう!」というポジティブシンキングで問題が解決するなら誰も苦労はしません。
気にしないと意識しようとするほど気にしてしまうものです。
しかも、気にしないということは、根本的な問題の解決を諦めていることになります。
気にしないで問題を放置している以上、悪い方向へと進んでいくだけです。
ちょっとした言い争いならまだしも、嫌われているのであれば、時間の経過で収まることはありません。
そもそも話す機会がつくれない
嫌われてしまっている以上、会話をすること自体が避けられています。
謝ったり弁解をする機会がないので、いつまでたっても状況が改善することはありません。
会話すらしたくない状況で無理やり話をさせられても、余計に事態がこじれてしまうだけですよね。
会話をしても、会話をしなくても、どちらにせよ関係が改善することはありません。
職場で嫌われたら退職が最善策?

職場で嫌われるといっても状況は様々です。
1人や少人数に嫌われているだけなら、周囲の人とは普通に接することができるため、辞めることなく仕事を続けれるでしょう。
ですが、部署内や職場の人全員に嫌われているようでしたら、数の暴力で精神的に参ってしまうため退職を勧めます。
自分に非があるのならともかく、相手の一方的な敵意で嫌われてしまうような職場に固執する理由はあるのでしょうか?
世の中働く場所はたくさんあります。自分に非があるのなら、悪い点を改善すればいいのですし、理不尽な理由であれば心機一転やり直せばいいだけです。
嫌われてしまった職場に固執して精神的に病んでしまっては元も子もないですからね。
上司に嫌われてしまったら
この場合も、退職を勧めます。単純に上の立場の人に嫌われてしまった時点で、その会社での未来はありません。
僕も、パワハラ上司によるでっち上げで社長に嫌われてしまった経験があります。
いきなり変わった社長の態度に「??」となったのですが、後から聞いた話では、パワハラ上司が在りもしないことを吹き込んだことによるものでした。
結局、僕が退職するまで社長とまともに会話することは一度もありませんでした。
どんな理由であれ、上司に嫌われてしまうと立て直すことはできなくなることを認識しておきましょう。
ストレスなく退職をするためには
- 退職を申し入れると何をされるか分からない
- 退職を申し入れたら脅しや強い引き留めにあった
- 会社に行くのがツライ
- 退職の際に未払い賃金や有給休暇の交渉をしたい
中には、上記のような悩みを抱えている方もいることでしょう。
ストレスの溜まっている状態で退職を切り出すのは、神経が擦り減るもの。
また、有給休暇や未払い賃金の取得をしたくても、理不尽に断られるケースは非常に多いです。
そこで、会社に退職の申し入れをしたくても出来ないと悩んでいる方は「退職代行サービス」の利用を勧めます。
退職代行サービスを利用することのメリットとして以下が挙げられます。
- 会社に顔を出さずに退職することができる
- 会社とのやり取りが不要
- 離職票などの必要な書類の発行依頼が可能
- 未払い賃金や有給休暇の交渉が可能(※退職代行による)
退職に関する法律の知識も持ち合わせているため、合法的に退職に結び付けられるのが最大の強みですね。
ただし、退職代行の中には悪質な業者がおり、退職ができないといったトラブルにつながりかねないので、利用する前に最低限の知識を身につけることでトラブルを回避することができるでしょう。
☟の記事では、退職代行に関するポイントや疑問を解説しているので、退職代行を利用する前に一読することを勧めます。

当サイトでは、合法性・料金・サービスの質をトータルで比較した結果、退職代行ガーディアンを一番にオススメしています。
☟の記事でもオススメの退職代行サービスを紹介しているので、選ぶ際の参考にしてください。

まとめ
職場で一度でも嫌われてしまうと挽回することはできません。部署内や職場全員に嫌われるような状況でしたら、退職を勧めます。
どのような理由であれ、数の暴力には勝てないからです。理不尽と感じるかもしれませんが、現実はそんなものです。
世の中には会社はたくさんあるので、新しい環境で働いた方が精神的に病んでしまうことはありません。
やり直すことは何度でもできます!嫌われてしまった会社に固執せず、自分が働きやすい会社を見つけることが重要ですね。