- 何で無視されているのか見当がつかない
- 無視された時の対策ってないの?
当記事では、こんな疑問に答えています。
恥ずかしい話ですが、僕自身部下に対して無視をしていた時期がありました。
また、入社したての頃に無視をされた経験もあります。
ある日突然無視された人からすれば、なんで無視されたのか皆目見当がつかないですよね。
理由も分からないのに対策の立てようがありません。
そこで僕の経験から、なぜ無視をするのか解説しているので、原因をつかむために役立つ内容になっています。
残念なことに、解決できない問題があるのも事実です。
無視されて困っている方は、どういった理由で無視されているのか、改善できる状態であるか判断して、対応してみてください。
もくじ
職場の無視はパワーハラスメント

無視をする行為は、どのような理由があろうとパワーハラスメントになります。
- 優越的な関係に基づいて(優位性を背景に)行われること
- 業務の適正な範囲を超えて行われること
- 身体的若しくは精神的な苦痛を与えること、又は就業環境を害すること
厚生労働省が発表しているパワハラの定義は、上記の3つを満たすものとしています。
ただ、まったく違う部署で、業務上関わることのない同僚や部下による個人的な無視は、パワハラに当てはまらないので注意しましょう。
業務上関わることがない時点で、優越的な関係に基づいた行為ではないからですね。
どうして職場で無視をするの?

中には、理由も分からずにある日突然無視されることもありますよね。
無視される方からすれば「どうして!?」と感じてしまうものです。
ここでは、無視をする理由について触れてみます。
調子にのっているから
上司という立場だったり、仕事ができるという理由で、自分より立場が弱い人間であると認識しています。
また、周囲の人からは認められているので、ある程度のことなら何をしても許されると勘違いをしているわけですね。
特に仕事のできる人は、自分に発言力があることを自覚しているので、立場の弱い人間を無視したところで周囲は味方につくと思っているものです。
中には、すべてが自分の思い通りにいかないと気が済まない子供のようなタイプがいます。
こういったタイプの場合は、上司であろうと無視をするので、単純に関わる必要のない人と認識しておきましょう。
嫉妬による逆恨み

見た目や学歴、人付き合いなど、コンプレックスがある人ほど逆恨みをしてしまいます。
また、部下が成長してくると、自分の立場が脅かされると思い込んでしまうケースもあります。
いずれの場合も、自分が努力して上を目指そうとせず、他人を蹴落として自分の評価を上げようとゲスな考え方を選んだ結果が無視ですね。
自分に自信がなく、他人を認められないので、人を育てられないタイプといえるでしょう。
仕事に不真面目な人間が気に入らない
仕事が満足にできない時には、職場の人からの風当たりが強いものです。
特に仕事のできる人ほどその傾向は強く、無視をするのはプロとして認めていないからなんですね。
真剣に仕事に打ち込んで結果を残してきたからこそ、頑張ろうとしない人が気に入らないと感じてしまうのです。
これは僕もされてきたことで、認めてもらえるとガラッと人間関係が改善されます。
仕事のできる人に突然無視されるようになったら、以下を参考に自分の仕事に対する姿勢を見直してみると原因が分かるかもしれませんね。
- 仕事中にふざけた態度をとった
- 話してばかりで仕事をしない
- 向上する意思が見られない
- 嫌な仕事から逃げている
仕事のできる人は周囲をよく観察しているので、何気ない行動でも目に留まります。
ちなみに、結果に拘る必要はなく、真剣に仕事に打ち込んでいれば認めてくれるでしょう。
職場で無視をする人への対策

仕事に真剣に打ち込んでみる
前の項目でも解説しましたが、仕事に対して真剣に打ち込んでいないと思われているために無視をされてる可能性があります。
自分ではそんなつもりないと感じていても、他の人から見れば印象は変わるものですよね。
ですので、仕事に真剣に打ち込んで実力をつけることにより、職場での無視が改善されるかもしれません。
仮に無視され続けても、実力をつければ周囲の人が認めてくれるため、人間関係でのストレスは軽減されます。
僕の場合は、仕事のできる人に無視されたのですが、仕事に打ち込み実力をつけたことで認めてもらえるようになりました。
結果的に無視されることがなくなり、いちばん信頼されるほど良好な人間関係を築くことができたのでオススメの方法です!
途中で何度か心が折れそうになりましたが(笑)
挨拶と返事は忘れずに
挨拶や返事をしっかり返すのは社会人として常識ですよね。
例え嫌いな人であっても、挨拶を無視するような人でも、我慢して挨拶と返事を返すことだけは忘れないようにしましょう。
それだけで周囲の人の印象はガラリと変わってくるものです。
無理をして面と向かって挨拶をする必要はありません。
ムキになって大声で挨拶をすれば逆上させるだけなので、軽く会釈程度でも挨拶をしておきましょう。
無視するのは厳禁
無視されたから同じように無視し返すのは厳禁です。
同じことをすれば同レベルの人間になってしまいますし、周囲の人への印象もよくありません。
「何か無視されてて感じ悪いんだけど…」
と、自分の事を棚に上げて被害者面しては、周囲を味方につけてくる可能性があります。
最悪の場合、職場の人全員から嫌われることに繋がるので、絶対に止めておきましょう。
ハラスメント行為が酷い場合には退職を

無視された状態を改善させるのは、とても時間と労力がかかるものです。
また、上記で紹介した対策が必ずしも成功するとも限りません。
特に嫉妬など逆恨みでの無視は、改善することはないと思っておきましょう。
上司や会社に相談したところで、トラブルを嫌うために対策をとる可能性は低いです。
ハラスメント行為が酷い場合には、退職をして人間関係をリセットすることを勧めます。
闇が深い問題なので、耐えて精神的におかしくなる前に、職場から離れるのも一つの手ですね。
ストレスなく退職をするためには

- 退職を申し入れると何をされるか分からない
- 退職を申し入れたら脅しや強い引き留めにあった
- 会社に行くのがツライ
- 退職の際に未払い賃金や有給休暇の交渉をしたい
中には、上記のような悩みを抱えている方もいることでしょう。
ストレスの溜まっている状態で退職を切り出すのは、神経が擦り減るもの。
また、有給休暇や未払い賃金の取得をしたくても、理不尽に断られるケースは非常に多いです。
そこで、会社に退職の申し入れをしたくても出来ないと悩んでいる方は「退職代行サービス」の利用を勧めます。
退職代行サービスを利用することのメリットとして以下が挙げられます。
- 会社に顔を出さずに退職することができる
- 会社とのやり取りが不要
- 離職票などの必要な書類の発行依頼が可能
- 未払い賃金や有給休暇の交渉が可能(※退職代行による)
退職に関する法律の知識も持ち合わせているため、合法的に退職に結び付けられるのが最大の強みですね。
ただし、退職代行の中には悪質な業者がおり、退職ができないといったトラブルにつながりかねないので、利用する前に最低限の知識を身につけることでトラブルを回避することができるでしょう。
☟の記事では、退職代行に関するポイントや疑問を解説しているので、退職代行を利用する前に一読することを勧めます。

当サイトでは、合法性・料金・サービスの質をトータルで比較した結果、退職代行ガーディアンを一番にオススメしています。
☟の記事でもオススメの退職代行サービスを紹介しているので、選ぶ際の参考にしてください。

まとめ
どのような理由であれ、職場で無視をすることはパワーハラスメントになります。
ですので、無視をされたからといって、同じことをやり返すのは絶対に止めておきましょう。
無視をする人というのは、仕事ができる云々としてクセの強い人たちばかりです。
無理して耐えた挙句、体を壊してしまっては元も子もありません。
自分の身を守るために逃げるのは当然のことであって、後ろめたいことは何もないです。
「耐えられないな」と感じたら、退職をして人間関係をリセット知ることを強く勧めます。