- 正論ハラスメントへの対策が知りたい!
- 正論ハラスメントする人って何考えてるの?
当記事では、こんな疑問に答えています。
正論をぶつけられるならまだしも、高圧的な態度だったり、関係のないことまで言われると困りますよね。
僕も経験があるのですが、正論ハラスメントをする人は一言多く、余計なことにまで突っ込んでくるため非常に疲れます。
どうすればハラスメント行為によるストレスを軽減できるのか、僕が実践していた方法を紹介しているので役立ててください!
また、安易にハラスメント行為と認識しないために、パワーハラスメントの定義についても解説しているので参考にしてみてください。
もくじ
それって正論ハラスメント?

正論ぶつけられて不快に感じたからハラスメント行為だ!
と感じてしまう前に、それって本当にハラスメント行為なのでしょうか?
- 反論できない悔しさ
- 論理的に話す人と合わない
- 自分の考えを否定されたから
こういった理由でハラスメント行為と捉えるのは、自分本位な考えなので間違っていますよね。
たしかに反論できないほどの正論をぶつけられれば、納得がいかずにモヤモヤすることはあります。
厚生労働省が発表しているパワーハラスメントの定義は、
- 優越的な関係に基づいて(優位性を背景に)行われること
- 業務の適正な範囲を超えて行われること
- 身体的若しくは精神的な苦痛を与えること、又は就業環境を害すること
とされており、上記で紹介した例は業務の適正な範囲を超えていないことになります。
- 人格を否定するようなことを言われた
- 威圧的な態度や、暴言・暴力を振るわれた
といったような、業務の範囲を超えた発言や行動を伴えば、ハラスメント行為となります。
自分のされていることがハラスメント行為にあたるのか、冷静に考えてみることも大切ですね。
相手の意見を汲み取ることも重要
どんなにキツイことを言われても、正論なので正しい事を言っているのには違いありません。
- ムカつく事を言われたから
- 言い返せないから腹立つ!
といって、相手の言葉にまったく耳を貸さなければ、いつまでも成長はしません。
どこが重要な部分なのかを判断して、次に繋げられれば自分にとってプラスとなります。
正論を言われている以上、相手の発言を汲み取ることも重要なことなんですね。
正論ハラスメントをする人の特徴と心理

口が達者
頭の回転が速く、何を言っても言い返してきます。
営業職や社長職など、人と話す機会の多い人は鍛えられているので口が達者ですね。
お客さんの中にも面倒なタイプがいるため、言葉で問題を解決しなければいけません。
自然と相手を納得させるための物言いになってしまうのでしょう。
僕が出会ってきた正論ハラスメントをする人は、みんな口が達者な人でした。
自分が正しいと思い込んでいる
自分の考えが正しいと思い込んでいるので、無理やりにでも正論にもっていこうとします。
相手が言い返せなければ自分が正しい証明になるので、言い負かすために必死になるわけですね。
社長クラスや上司となると、部下に舐められないように威圧的な態度をとってしまうもの。
そのため、正論を言っているつもりでも相手を侮辱したり、認めない発言をするなど、一言多くなってしまいます。
相手を見下している
相手を見下しているので、正論をぶつけてマウントをとりたいと思っているものです。
自分より下の人に言い負かされるのは我慢できないことなので、正論をぶつけてきます。
部下には正論ハラスメントをするのに、上の立場の人にしないのはそのためなんですね。
正論ハラスメントをされたら、その人から見下されているということです。
正論ハラスメントへの対策

ここでは、僕が実際に行っていた正論ハラスメントへの対策を紹介していきます。
逆らわない
反論をしても2倍・3倍になって返ってくるため、言い返さないのが得策です。
僕の場合は、社長が正論ハラスメントをする人で、職場の人全員が被害に遭っている状況でした。
反論をしても、最終的に立場を利用して業務命令扱いされるため、反論のしようがありません。
何を言ってもこちらの意見に対して反撃してくるため、逆らわずに聞き入れることで会話を早々に切り上げることができます。
正直、社長や上司クラスになると、言い合いになったところで勝てません。
立場の壁というやつですね。
なるべく話さない
長く会話をするほど、脱線して関係のないことで説教をされてしまうので、なるべく話さないようにしましょう。
言い負かすだけで飽き足らず、マウントをとりたがるため一言多くなるもの。
「その話今関係なくない!?」
と感じますが、相手は自分が満足するために言っているだけなので、聞いている方は疲れるだけです。
また、癖なのか論理的に話してしまう傾向にあるため、苦手だなぁという人は、なるべく話さないのが得策です。
正論ハラスメントに耐えられないなら退職を

正論ハラスメントが横行している職場は、何をするにも拒否権がなく、話をするだけで追い込まれる危険な職場です。
オレの言っていることが間違っているか?
間違ってるなら言ってみろ!
と、高圧的な態度で接してきたり、反論しようものなら暴力で返ってきては、何もする気が起きません。
立場が上だからという理由で何をしてもいいという訳ではありませんよね。
理不尽なハラスメント行為に耐えられない場合には、退職をして新しい環境で働くのも一つの手です。
ストレスなく退職をするためには

- 退職を申し入れると何をされるか分からない
- 退職を申し入れたら脅しや強い引き留めにあった
- 会社に行くのがツライ
- 退職の際に未払い賃金や有給休暇の交渉をしたい
中には、上記のような悩みを抱えている方もいることでしょう。
ストレスの溜まっている状態で退職を切り出すのは、神経が擦り減るもの。
また、有給休暇や未払い賃金の取得をしたくても、理不尽に断られるケースは非常に多いです。
そこで、会社に退職の申し入れをしたくても出来ないと悩んでいる方は「退職代行サービス」の利用を勧めます。
退職代行サービスを利用することのメリットとして以下が挙げられます。
- 会社に顔を出さずに退職することができる
- 会社とのやり取りが不要
- 離職票などの必要な書類の発行依頼が可能
- 未払い賃金や有給休暇の交渉が可能(※退職代行による)
退職に関する法律の知識も持ち合わせているため、合法的に退職に結び付けられるのが最大の強みですね。
ただし、退職代行の中には悪質な業者がおり、退職ができないといったトラブルにつながりかねないので、利用する前に最低限の知識を身につけることでトラブルを回避することができるでしょう。
☟の記事では、退職代行に関するポイントや疑問を解説しているので、退職代行を利用する前に一読することを勧めます。

当サイトでは、合法性・料金・サービスの質をトータルで比較した結果、退職代行ガーディアンを一番にオススメしています。
☟の記事でもオススメの退職代行サービスを紹介しているので、選ぶ際の参考にしてください。

まとめ
正論をぶつけられるだけでなく、人格否定や威圧的な言動で相手を追い詰める正論ハラスメント。
自分の立場を利用したり、相手を蹴落とすためにハラスメント行為に走るケースがあります。
正直、立場を利用されると言い合いには勝てないので、逆らわずに聞き入れることが対策となるでしょう。
だからといって、我慢し続ける必要はありません。
ハラスメント行為が横行している時点で問題のある会社です。
耐えられないと感じたら、退職をして新しい環境で働くのも一つの手ですよ。