- どうしてモラハラをするの?
- 職場でモラハラをする時ってどんな考えなの?
当記事では、こんな疑問に答えています。
何もしていないのに暴言や陰口を言われたりと、理不尽ないじめってどうして起こるのか気になるところですよね。
僕自身もモラハラに苦しめられてきましたが、なぜこんな最悪な人間がいるのか不思議でした。
その人を観察していくうちに、なぜモラハラをするのかが理解できるようになってきました。
そこで、被害者なら気になるであろう、モラハラをする原因について解説しているので、職場の人間関係に悩んでいる方は参考にしてみてください。
もくじ
職場でモラハラをする4つの原因

コンプレックスがある
- 学歴
- 職歴
- 身体的な特徴
- 能力
人が感じるコンプレックスは様々です。
何かしらの原因でいじめられたり、馬鹿にされた経験があれば、激しく意識してしまうものです。
同じ原因で相手を貶めてマウントをとれば、自分の方が優れていると認識できます。
ただ、自分より強い人間や反撃してくる相手に対して貶める行為をすれば、自分がダメージを負ってしまう可能性がありますよね。
自分より弱い相手を見つけて攻撃することで、自分の優位性を確保したいのです。
子供の頃の家庭環境
- 両親が離婚をしてしまった
- 親から虐待やハラスメント行為を受けていた
- 何をやっても許される環境だった
子供の頃の家庭環境によって、物事の善悪の判断がつかなくなってしまったため、ハラスメント行為が悪という認識がありません。
善悪の基準が人とズレているため、非行に走った経験のある人が多いです。
僕が出会ってきたハラスメント行為をする人は、必ず子供の頃の家庭環境に問題のある人でした。
親自身に問題があるため、子供もそれに習って成長してしまいます。
モラハラをする原因において、最も重要な要因ではないでしょうか。
自分の考えが正しいと思い込んでいる

- 仕事で苦労して上まで上り詰めた
- 頑張って勉強をしていい大学に入ることができた
- 仕事で結果を残すことができた
何かしらの実績を残したことで、自分に自信がつきます。
ただ、その自信が間違った方向へ影響してしまい、自分のすることは全て正しいと勘違いしてしまいます。
そのため、自分以外の人は見下してしまうわけですね。
- 自分の思い通りに動かない
- 自分の意見に反抗する
見下している人に反抗されることで、プライドが傷つき復讐に走ってしまいます。
承認欲求が強い
- 人から褒められた経験がない
- 初めて会社から必要とされた
こういった人ほど、一度でも周囲から認めてもらうことで、承認欲求が一気に膨れ上がります。
自分が常に中心にいることで、必要とされていると安心できるわけですね。
ですが、自分より優秀な人だったり、反抗してくるような人が現れると、自分の立場が脅かされると危機感を抱いてしまいます。
「出る杭は打たれる」
という言葉があるように、自分の立場を守るために必死になって叩き潰しにかかります。
職場でモラハラをする人の心理

自分と同じことができない人が許せない
- 自分は頑張って結果を残してきた
- 過去に酷い目にあっても耐えてきた
という実績から、自分の行動が正しいと思い込んでいます。
そのため、自分と同じようにできない人は
- 手を抜いている
- 仕事に対して不真面目
- 能力が低い
と、見下してしまうわけですね。
「自分ができたんだから他の人間もできるだろう」という無茶苦茶な理論をもっているので、同じようにできない人を叱責します。
自分より優れている人を貶めたい

自分と同じように仕事をこなしたり、それ以上にこなせる人材には、自分の存在を脅かすという危機感を抱いてしまいます。
そのため、相手より自分の方が優秀と思わせるために、ちょっとしたことでも指摘してくるのです。
さっきとは真逆ですよね。
この真逆の性質を併せ持っているため、どんなに頑張っても結局は認めてはくれません。
はじめから自分の都合のいいように人を動かすことしか考えていないため、こちらが歩み寄ったところで無駄なのです。
自分を認めてもらいたい
承認欲求が強いため、自分を認めてもらうためなら何でもします。
職場の人の悪評をいろんな人に言いふらすことで、満遍なく周囲の人の評判を落としてきます。
また、自分の意見以外を排除することで、何をするにも自分が必要であると誇示したがるもの。
自分が中心にいないと気が済まないわけですね。
モラハラをする人の性格は直らない

個人的な考えですが、モラハラをする人は、子供の頃の環境によって性格が歪んでしまっているため、矯正することは不可能という印象です。
人間の性格は簡単には直りません。
ましてや、幼少期の頃から根付いた性格なので、モラハラをすること自体が自然な行為なんですね。
注意や指摘をされて一時的には収まるかもしれませんが、時間がたてば必ず元に戻ります。
「矯正し続ければ、いつかきっと改善する」
そんな甘い考えはもたない方がいいでしょう。
職場モラハラに耐えられないなら退職が最善策

モラハラをする人の性格が直らない以上、一緒に働き続ける間はモラハラに苦しめられることになります。
また、モラハラへの有効な対策というのも存在しません。
解決をするなら、その人から離れることが最善策です。
中には、精神的に病んでしまうまで耐え続けるケースがありますが、多くの人は後遺症を抱えてしまいます。
人付き合いや会社に足を運ぶことが怖くなり、転職活動に支障をきたしてしまいます。
こうなってしまってからでは手遅れなので、動けるうちに環境改善のために行動することが重要です。
ストレスなく退職をするためには

- 退職を申し入れると何をされるか分からない
- 退職を申し入れたら脅しや強い引き留めにあった
- 会社に行くのがツライ
- 退職の際に未払い賃金や有給休暇の交渉をしたい
中には、上記のような悩みを抱えている方もいることでしょう。
ストレスの溜まっている状態で退職を切り出すのは、神経が擦り減るもの。
また、有給休暇や未払い賃金の取得をしたくても、理不尽に断られるケースは非常に多いです。
そこで、会社に退職の申し入れをしたくても出来ないと悩んでいる方は「退職代行サービス」の利用を勧めます。
退職代行サービスを利用することのメリットとして以下が挙げられます。
- 会社に顔を出さずに退職することができる
- 会社とのやり取りが不要
- 離職票などの必要な書類の発行依頼が可能
- 未払い賃金や有給休暇の交渉が可能(※退職代行による)
退職に関する法律の知識も持ち合わせているため、合法的に退職に結び付けられるのが最大の強みですね。
ただし、退職代行の中には悪質な業者がおり、退職ができないといったトラブルにつながりかねないので、利用する前に最低限の知識を身につけることでトラブルを回避することができるでしょう。
☟の記事では、退職代行に関するポイントや疑問を解説しているので、退職代行を利用する前に一読することを勧めます。

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☟の記事でもオススメの退職代行サービスを紹介しているので、選ぶ際の参考にしてください。

まとめ
職場でモラハラをする原因をまとめると、以下の4つになります。
- コンプレックスがある
- 子供の頃の家庭環境
- 自分の考えが正しいと思い込んでいる
- 承認欲求が強い
また、モラハラをするのは、欲求を満たすためだけの自分勝手な理由なのでタチが悪いです。
幼少期の環境によって歪んだ正確になってしまっているので、矯正することは不可能です。
職場でのモラハラにどうしても耐えられないという場合には、動けるうちに退職をして人間関係をリセットするのが最善策になります。