- パワハラをする人の特徴が知りたい
- どうしてパワハラをするの?
当記事では、こんな疑問に答えています。
パワハラをする人の行動は理解できるものではなく、「どうしてこんなことができるの!?」と疑問に思ってしまいますよね。
パワハラをする人の特徴を知ることで、どうして人を気付つけるのか知ることができます。
理不尽な理由ばかりですが、常識は通用しないと認識しておきましょう。
すでに被害に遭っている方は、当てはまるケースがあるかもしれません。
なぜ自分がターゲットにされているのかを判断するために、当記事を役立ててください!
もくじ
パワハラをする人の特徴を知る

パワハラをする人の特徴の一つに、精神障害を抱えているケースがあります。
- サイコパス
- 自己愛性パーソナリティ障害
具体的には、上記のものが挙げられますね。
自分の好奇心で人を傷つけるか、自分の評価のために人を傷つけるかという違いはありますが、どちらもハラスメント行為に対して自覚や罪悪感はありません。
共通点として、自己中心的な行動が目立つ点があるため、そうした行為が目立つような人には注意したいですね。

パワハラをする人の8つの心理
前の項目で解説したような特徴の人が、どうしてパワハラをするのか気になりますよね。
ここでは、パワハラをする人の心理について掘り下げていきます。
自分の思い通りに動いてくれない

自己中心的な性格なため、自分が思った通りに周囲が動いてくれないと不満を感じてしまいます。
その結果、思うような業績を残せなければ自分の評価に響いてしまうため、何とかして周囲の人を思い通りに動かそうとします。
手っ取り早いのは、暴言・暴力で相手を委縮させることで、自分の支配下に置くことですね。
人を傷つけることに抵抗を感じないので、どんな手をつかってでも自分の思い通りに動かそうとするわけです。
自分ばかり苦労して気に入らない
自分ができるのだから、周囲の人も同様に動けると自分勝手な解釈をしているものです。
自分と同じように動けない周囲を見て、何で自分ばかり苦労しているのかと不満を募らせるわけですね。
タチが悪い事に、パワハラをする人の多くは能力が高く、結果を残してきた人たちです。
そのため、本人としては頑張っているつもりでも、パワハラをする人から見たら手を抜いているように見えます。
仕事のできない人がパワハラのターゲットにされやすいのはこのためです。
自分より優秀な人材が怖い

プライドが高く、自分は優秀であると思い込んでいるため、職場から認められている現状に満足しています。
そこへ、自分の立場を脅かすような優秀な人間が入社してくれば、チヤホヤされなくなると危機感を抱きます。
「出る杭は打つ」という言葉があるように、結果を残す前に叩き潰すことで、自分の優位性が確保できると思ってしまうわけですね。
自分の立場を守りたいがだけのために、会社にとって有益な人材の未来を潰してしまいます。
気に入らない相手を追い出したい
- 自分の性格と合わない
- 容姿や性格・人付き合いへの嫉妬
- 態度が気に入らない
など、自分が気に入らない相手を排除して、自分が働きやすい環境を維持しようとします。
我慢することができず、無駄に行動力が高いので、人を傷つける行動を起こすのは早いです。
ただ気に入らないからという理不尽な理由でパワハラをするケースは少なくありません。
他人への嫉妬心からくるパワハラですね。
気分が悪いから
上司や先輩など、自分が言い返せない人から指摘や注意されることで不機嫌になります。
プライドが高いので、人から注意されることを極端に嫌うわけですね。
そして、溜まったストレスは自分より立場の弱いものへと向かいます。
自分より下の人はモルモット程度にしか思っていないので、ストレスを発散させるには絶好のカモと感じているのでしょう。
ストレス発散のためだけに他人を傷つける時点で、常人の思考とはいえないですよね。
自分のすることが正しいと思い込んでいる

自分が常に正しいと思い込んでいるため、他人の意見を聞き入れようとはしません。
- オレの言うとおりに動けば間違いない
- オレの言うことだけ聞いておけばいい
などと、自分の価値観や仕事の進め方を押し付けてくるものです。
自発的に動かれることを極度に嫌う癖に、自分が指示したことに関して責任を負う気はありません。
そのため、指示された通りに動いた結果、失敗やクレームにつながっても責任を他人に丸投げしてしまいます。
責任をとらないだけでなく、成長の機会まで奪ってしまうので、上司としては無能なタイプといえるでしょう。
自分を拒否した相手への恨み
「自分の意見を拒否=全否定」と無駄に被害者意識が強いため、自分の意見を否定した人を激しく恨むものです。
また、執念深い一面も併せ持っているので、何年でも復讐の機会を待ち続けます。
普段は普通に話しているつもりでも、自分の立場が上になった瞬間に掌を返してきます。
権力を利用して不利な労働条件に変更させるなど、退職に追い込むためなら何でもしてくるため恐ろしいです。
何気ない一言のつもりでも、相手にとっては激しい恨みへと変わるため、会話をする際には十分注意しましょう。
自分は被害者だと感じている

被害者意識が強く、何かあれば他人のせいにしてきます。
- 自分はハメられた
- 自分ばかり大変な目に遭って可哀想
そのため、ハラスメント行為に対して罪悪感がないばかりか、こんなことをさせる周囲が悪いと被害者面する始末です。
自分は被害者だから相手を傷つけることになっても問題ないと、自分の行動を正当化するわけですね。
「そんなつもりはない」と弁護しても無駄です。
一度被害者意識をもってしまうと、延々と恨み続けることになります。
まとめ
パワハラをする人の心理をまとめると、以下の通りになります。
- 自分の思い通りに動いてくれない
- 自分ばかり苦労して気に入らない
- 自分より優秀な人材が怖い
- 気に入らない相手を追い出したい
- 気分が悪いから
- 自分のすることが正しいと思い込んでいる
- 自分を拒否した相手への恨み
- 自分は被害者だと感じている
パワハラをする人の特徴に共通しているのは、自己中心的な考えということです。
また、パワハラ行為に対して自覚がなかったり、罪悪感を感じていないため、人を傷つけているという認識がないのです。
一般的な考え方とは違うため、常軌を逸した行動をとってしまうもの。
理不尽に感じるかもしれませんが、こうした考えをもつ人がいることを認識しておきましょう。