この記事では、会社を辞めたいと感じたら辞めるべきか?自分の選択で後悔しないために必要な行動について取り上げています。
- 会社辞めたいけど、辞めるべき?続けるべき?
- 辞めなくてもいい方法ってある?
という方に向けて、
- 会社を辞めたいと感じる理由と対策
- 状況によっては転職がオススメな理由
を解説しているので、会社を辞めるべきか悩んでいる方にとって、自分の進退を決めるのに役立つ内容になっています。
僕の体験談も紹介しているので、参考にしてみてください!
もくじ
会社辞めたい病になったら辞めてもいい?

理由次第といったところでしょうか。僕は今までに6回転職してきました。
- パワハラ上司についていけない
- 社長の息子とケンカした
- ステップアップのため
- どうしても馴染めない仕事
- 会社の倒産
- 部下からの人望がなくなった
といった理由で転職をしました。中には転職をして良かった!と思ったこともありますが、あのとき続けていれば良かったな、と後悔するケースもあります。
僕は思い立ったら行動に移してしまうタイプなので、特に若い頃は後先考えずに行動していたわけですね。(笑)
会社を辞めたい病にかかることは誰もがあります。ですが、理由によっては会社を辞めてしまうことで後悔をするものです。
そこで、この記事を読んでいる方に向けて、僕と同じような後悔をしないよう会社を辞めたい病になった時の対策を紹介していきます。
会社辞めたい病になってしまう理由と対策
人間関係

パワハラやいじめといった個人を追い詰めるような環境である場合には、今すぐ辞めるべきです。
現在の状況を変えることは難しいですし、何より自分が参ってしまいます。長く続けても体を壊してしまうだけなので、辞めることを勧めます。
僕の場合は、上司から日常的にパワハラを受けていました。仕事中は上司に怯えながら仕事をしていたので、まともな環境とは言えない状態でした。
おかげさまで、会社のことを考えるだけで泣きそうになったり、何もないのに恐怖感を感じたりと精神的に不安定な状態となった訳ですね。そのまま続けていたら、確実におかしくなっていたことでしょう。
気に入らない人がいる・揉め事を起こしてしまう・職場の人に馴染めないといった理由であれば、転職をしたところで同じ結果を生んでしまうので、辞めるのは考え直してみてはいかがでしょうか。
仕事をする以上、同僚やお客さんと接していかなければならないので、自分を変えることが必要になります。
人付き合いが上手くなれば状況は改善されるので、会社を辞めたいと感じることもなくなってくるでしょう。
仕事でミスをしてしまう

大きなミスをして会社に迷惑をかけてしまった、同じミスを繰り返すので自分には向いていないんじゃないかと引け目を感じてしまい、仕事をするのが嫌になるケースですね。
確かにミスをすれば仕事するのが怖くなってしまいますが、このような理由で辞めてしまうと後悔してしまうでしょう。
僕は小さなミスから数千万円もの損失をだしてしまい、仕事が怖くなって何度も逃げ出したいと思ったことがありました。
結果的に会社が加入していた保険で損失は補填できましたが、自分のしたミスの大きさに仕事を続ける自信がなくなったのです。
ですが、「自分のミスは自分で取り返そう」と仕事に打ち込んだことで、仕事に対する恐怖心は次第に薄れていきました。
もともと嫌いな仕事だったわけではないので、辞めていたら後悔していたことでしょう。
同じミスを繰り返す場合には、仕事の進め方を見直してみてください。
納期に間に合わず焦ることでミスをしてしまう人の特徴には、「嫌な仕事を後回しにする」というものがあります。
簡単な仕事だけを片付けて、嫌な仕事を後回しにすることで、気が付いた時には納期に間に合わず慌ててしまう光景を見てきました。
嫌な仕事や面倒な仕事を先に片付けておくことで、心に余裕が生まれるため焦ってミスをすることがなくなります。
どのみち、いつかはしなくてはいけない仕事ですからね、後回しにしても仕事は終わりません。
どうしても仕事が間に合わない時には、人に頼ることも大切です。「仕事を手伝ってほしい」という一言が言えるだけで、仕事の負担を大きく減らすことができます。
少なくとも、仕事が嫌いで辞めたいと感じているわけではないので、仕事の進め方を変えてみると改善されるでしょう。
待遇に不満

給料が低い、残業時間が凄まじいことになっている、休日出勤が多すぎるといった待遇の不満から、仕事を辞めたいと感じてしまうことがあります。
すぐには結果を出さず、しばらく続けてみて状況が改善されなければ辞めるべきです。
給料に関しては会社側に相談するしかありませんが、あまり効果は期待できないでしょう。残業代や休日出勤が支払われていない会社であれば尚更です。
そのような場合には、長く続ける必要はありません。辞めた方が賢明です。なぜなら、会社側に支払う意思がないので、相談したところで無意味だからです。
「経営が厳しい」「じゃぁ、辞めれば?」と、体のいいことを言われるのがオチでしょう。
残業時間や休日出勤に関しては、「やって当たり前」という社風の場合には手の打ちようがありませんが、そうでない場合には仕事の進め方を改善させることで減らすことはできます。
僕は残業が死ぬほど大嫌いだったので、毎日夜の10時まで仕事をしている環境に耐えきれず、仕事内容をイチから見直すことで残業時間を3時間減らすことができました。
また、休日出勤の場合には「この日は出社できません。」とハッキリ断ることも大切です。
当たり前のように出社すると、会社側は「こいつは断らないな」と判断されてしまうので、いいように扱われてしまいます。
有給休暇を利用してリフレッシュすることも一つの手です。取得に関して会社側は断ることができないので、上手に活用しましょう。
仕事だからと何でも引き受ける必要はありません。自分の意思をはっきり伝えることで状況が改善されるでしょう。
それでクビになるような会社なら、続けていても疲弊するだけなので辞めて問題はありません。
会社や仕事が自分に合わない

会社の雰囲気や仕事が合わない、他所の会社が羨ましいという理由なら、辞めてしまうと後悔してしまいます。
自分に合った仕事をしている人なんて少ないものです。そもそも、自分に合った仕事が何なのかも分からないでしょう。
「隣の芝生は青く見える」という言葉があるように、他所の会社を見ても自分にとって都合のいいようにしか解釈しないため、一つ一つが羨ましく見えるものです。
実際には、自分の働いている会社より劣悪な環境だったりすることは珍しくありません。
転職してみたものの、前より環境が悪くなってしまうということもあるでしょう。その時に後悔しても手遅れです。
給料が安すぎる、労働環境が酷すぎる、パワハラを受けている、といった特別な理由でもない限り、辞めるのはオススメできません。
単純に今の仕事が嫌だ!という人は、辞めることを勧めます。そのような状況で仕事を続けても、スキルアップにつながることはありません。
何より、集中して仕事をすることができないので、大きなミスをしてしまったり事故につながる可能性が非常に高いです。
万が一、自分のミスで他の人にけがをさせてしまえば取り返しがつきません。
大きなミスや事故を起こして会社や他の人に迷惑をかける前に、仕事を辞めるべきです。
会社を辞めたいと感じたら今後のことを考えてみる

会社を辞めたいと感じたらすぐに行動に移すのではなく、どうして辞めたいのか、辞めた後のことを冷静に考えてみましょう。
会社を辞めたからといって、人生がバラ色になるわけではありません。
場合によっては転職することで、今の会社よりも環境が悪くなることもあるでしょう。
本当に辞めても後悔しないのか、改善できる点はないのかを考えたうえで自分の進退を決めても遅くはありませんよ!
会社を辞めて後悔してしまうことが、いちばんやってはいけないことです。
体や精神が病んでいる時は転職を視野に入れる

いろいろ考え過ぎて、頭痛やめまい、焦燥感や集中できないといった症状が現れるようであれば、転職を視野に入れましょう。
精神的な病は発症してから気付くことが多いため、発見が遅れてしまう特徴があります。
休養をとったとしても、原因が無くならなければまた同じ状況になってしまいますよね。
状況を変えるというのは非常にエネルギーを使うもの。体に変調をきたすほど疲弊している状態では、満足に動くことは難しいでしょう。
であれば、病気の原因となっている会社から離れるのが最善策です。症状が悪化する前に、早めに行動することを強く勧めます。
どうしても会社を辞めたい病が収まらなければ転職もあり

前の項目では、会社辞めたい病にかかる原因と対策を紹介してきましたが、それでも辞めたくて仕方がない!という方もいることでしょう。
そんな場合には、無理せず辞めてしまいましょう。居たくない会社で続けたところでメリットは何もありません。
スキルアップも望めなければ、時間を無駄に浪費するだけなので、新しい環境でチャレンジした方が実になります。
ただし、会社を辞めれば収入が途絶えてしまいます。辞めた後の生活のことも考えましょう。
退職する前に転職先を決めておく、失業手当を受け取るための準備は忘れないようにしてください。
まとめ
会社辞めたい病の原因としては、次のことが考えられます。
- 人間関係
- 仕事でミスをしてしまう
- 待遇に不満
- 会社や仕事が自分に合わない
場合によっては状況を変えることで環境が改善されるので、辞める前に自分で解決できることはないか考えてみましょう。
体や精神が病んでしまっていたり、どうしても会社に耐えられないという人は、無理せず転職を選ぶことを勧めます。
なぜ辞めたいと考えるのか、改善策はないのかを考えたうえで、後悔のない選択をするようにしましょう。