- 退職後に必要になるお金ってあるの?
- 仕事を辞めたいけどお金がない場合にはどうすればいい?
当記事では、こんな疑問に答えています。
仕事を辞めたいけどお金がない…
そういう時ほど正常な判断ができなくなって、うまい話に騙されたり先走った行動をしてしまうものです。
僕も我慢できずに先走ってしまい、何度も後悔する選択をしたことがあります。
その経験から、お金がない場合にはどうすればいいのかを解説しているので、進退に関する悩みを解消できる内容になっています。
もくじ
仕事を辞めたいけどお金がない…手っ取り早い解決策はない

仕事は辞めたいけどお金がない…、手っ取り早くお金が手に入る方法ってない?
結論を言えば、そんな都合のいい方法はありません。
簡単に生活に必要なお金が工面できるならみんな実行していますよね。
転職は時間がかかるものですし、失業手当だけで生活費を賄うのは厳しいです。
副業をしてもすぐにお金になるとも限りません。
ですので、辞めたいけどお金がないという方は、無収入でも半年は生活できる準備をしてから辞めることを強く勧めます。
仕事を辞めて必要になるお金

退職はお金がかかるもの。
具体的に仕事を辞めた後に必要になるお金を紹介していきます。
生活費
- 家賃
- 光熱費
- 水道料金
- スマホ・プロバイダ料金
- 食費
ザッと挙げただけでも毎月の出費はこれだけあります。
家族がいて子供が学校に通っているのであれば、学費もかかりますよね。
ただ、これらは節約することは可能です。
例えば、一人暮らしをしているなら実家に戻ることで生活費をかなり削ることが可能です。
スマホ料金も、プランを見直せば節約できるかもしれません。
お金がある時の生活水準では生活できないので、生活水準を下げることで出費を抑えることができます。
転職にかかる経費
WEB上で完結できる企業もありますが、まだまだ普及しているとはいえません。
履歴書が必要だったり、面接のために交通費がかかるでしょう。
生活費ほど大きい金額ではありませんが、収入のない状態での出費は痛いですよね。
あらかじめ転職活動に必要になるお金を勘定しておけば、急な出費でも慌てることはありません。
税金

いちばん厄介なのが税金ですね。
- 住民税
- 国民健康保険料
- 国民年金
これらは毎月支払う必要があります。
地域によっては自己都合退職でも減免してくれますが、すべての地域ではありません。
また、退職した1年間は在職中の給料をもとに税額が計算されるので、働いている時と同額の税金を支払うことになります。
在職中は給料から当たり前のように控除されているので、支払っている実感はありませんよね。
税金の支払い用紙が届いてから、あまりの金額の大きさに驚く人は少なくありません。
実際、僕も退職後に住民税の支払いで10万円以上の請求がきた際には、抗議の電話をしようかと思いました。
役所はこちらの都合なんて一切無視です。
どんなに金額が大きくても支払えの一点張りなので諦めましょう。
税金を支払えないトラブルも発生しているので、税金の支払いは頭に入れておきたいですね。
ちなみに、年収400万円だった場合、税金は1年間で50万円以上かかります。
税金の問題を解決するには、転職先を見つけておくことです。
退職後、すぐに新しい職場で働き始めれば、今まで通り給与から税金が控除されるので急な請求に驚くことはありません。
お金がない状態で仕事を辞めたいと思ったら

退職までの計画を立てる
節約もお金の工面も出来ないのであれば、転職先を見つけるか貯蓄をして退職するしかありません。
そこで、退職までの計画を立てましょう。
- 目的がハッキリするので目標が立てやすい
- 何をすればいいのかが明確になる
- 退職を決めているのでストレスフリー
計画を立てることにはこのようなメリットがあります。
僕の場合ですが、退職までの期間を2年間と決めて、貯蓄やスキルアップをしてきました。
パワハラをされても、「あと○ヶ月で退職できる」目的があるだけで、ストレスの感じ方は全く違うものでした。
目標もなくその場の勢いで行動すれば、ダラダラと続けてお金がないまま…ということになりかねませんからね。
貯蓄をする
退職日までに貯蓄をしておけば、当面の生活に苦しむことはありません。
最低限、半年は生活できるほどの貯蓄はしておきましょう。
ここで注意しておきたいのは、生活費だけでなく税金も加味することです。
どのくらいの税額になるのかわからないという方は、給料明細に記載されている税額を参考にしてください。
目標金額が決まったら、計画した退職日までに毎月どれくらい貯蓄すればいいのかが見えてきます。
後は計画に沿って目標額まで貯蓄するだけですね。
転職活動をする

- できるだけ早く退職したい
- ブランクを空けたくない
- 今のままの生活を続けたい
という方は、貯蓄ではなく転職活動に力を入れるべきでしょう。
目標は転職先が決まることなので、自分の希望に沿った求人に応募するだけです。
ただ、働きながらの転職活動になるので、面接等で会社を休むこともあるでしょう。
有給休暇の残日数や、面接日の調整はしっかり行っておくことを勧めます。
注意点として、焦って転職先を見つけるのは厳禁です。
せっかく退職したのに、また同じような職場だったら辞めた意味がないですよね。
特に、辞めたいと感じている時は他所の職場が良く見えるもの。
実はブラックだった…なんてことも十分にあり得ます。
焦って転職活動をした結果、僕は一度転職に失敗しています。
副業やアルバイトをする
今や副業は珍しくないですよね。
副業をすれば、目標としている金額まで届きやすくなるでしょう。
また、退職後にも収入源となるため、生活の助けになってくれます。
退職して転職先が見つかっていない状態なら、アルバイトをするのも有効です。
収入源となるものが一つでもあれば、退職後の生活は楽になります。
ただ、副業も内容によっては収入に結びつくとは限らない点に注意しておきましょう。
具体的には、ブログの運営ですね。
1年間続けても収入がゼロなんて状況はザラなので、早く収入が欲しい人にはオススメできません。
まとめ

仕事を辞めたいけどお金がない、そんな問題を一瞬で解決する方法はありません。
- 収入がない状態でもある程度生活できるまで貯蓄する
- 転職先を見つけておく
結論を言えば、上記の2つの条件を満たすまで退職は諦めるべきです。
対策としては、退職までの計画を立てることですね。
- 目的がハッキリするので目標が立てやすい
- 何をすればいいのかが明確になる
- 退職を決めているのでストレスフリー
上記のメリットがあるので、目標達成しやすくなります。
その場の勢いで行動しても後悔するだけなので、目標をもった行動をすることが重要です。