- 退職するなら貯金は必要?
- どれくらい貯金しておけばいい?
当記事では、こんな疑問に答えています。
ヤバい、お金がなくなってきた…
なんでもいいから早く転職先を見つけないと
これは、僕が実際に経験したことです。
焦って転職先を見つけた結果、ブラック企業に入社して後悔する。
退職をして新しい道を歩くなら、後悔のない選択をしたいですよね。
そこで、僕の経験から退職に必要な貯金額を解説しています。
実際のお金の動きを紹介しているので、目安の一つとして参考にしてください。
お金に余裕があれば、納得のいく転職活動ができるよ!
もくじ
【結論】退職するなら貯金は必須

転職先が見つかっていても、貯金は必ずしておきましょう。
なぜなら、転職して1ヶ月はまともな収入がないからです。
都合よく給料の締め日から働き始めるケースは少ないもの。
まともに給料を貰えるのは入社した翌月からになるので、1ヶ月は自力で生活することになります。
貯金をしておけば、予想外の出費があっても対応できるよ!

退職する前にどれくらい貯金しておくべき?

転職先が見つかってない場合
最低でも、6ヶ月は生活できる額を貯金しておきたいです。
簡単に計算するなら、自分が今貰っている給料の6ヶ月分ですね。
税金を引かれる前の金額で計算しよう!
今貰っている給料の額なら1ヶ月生活できているはずなので、6ヶ月分貯金すれば目標額に達します。
6ヶ月もあれば、転職先を見つけたり休暇をとったりと、一通りのことはできるでしょう。
後の項目で、僕自身の体験談を紹介するので参考にしてみてください。
貯金額が多ければ多いほど余裕ができるよ!
転職先が見つかっている場合
最低でも2ヶ月は生活できるほどの額を貯金しておきましょう。
- 転職して最初の1ヶ月はまともな収入がないこと
- 予想外の出費に対応するため
この2つを考えれば、1ヶ月分の生活費では不十分です。
計画的に行動してるつもりでも見落としはあるもの。
これは僕の経験則からですが、予想外の出費は必ずあります。
退職は想像以上にお金のかかるものだよ!
退職した後に必要になるお金は?

生活費
- 家賃・住宅ローン
- 光熱費・水道料金
- スマホ代・プロバイダ料金
- 食費
- 趣味などの雑費
ザッと挙げただけでもこれくらいはあります。
生活費は工夫次第で出費を減らすことはできますよね。
各種契約内容を見直して、退職に備えるのもオススメです。
ちなみに、僕は約15万円ほどだった生活費を、8万円程度にまで抑えることができました。
スマホ代・電気・ガスは契約と使い方次第で半分にまで減らせる
各種税金
- 住民税
- 国民健康保険料
- 国民年金
この3つの支払いが待ち構えています。
特に厄介なのが住民税と国民健康保険料ですね。
前職の収入をもとに算出されるため、収入が大きい人ほど納税額は大きくなります。
単身者の場合は前職と同程度の納税額になるため、給料明細を確認しておきましょう。
10万円を超える請求が来た時にはマジで焦った…
転職活動にかかる費用または交通費
どこかへ移動するにもお金は必要になります。
ガソリン代・電車代・バス代などですね。
遊びに行くにしても、転職活動をするにしても、移動するにはお金がかかるもの。
ちょっとした金額なので見落としがちですが、チリも積もれば大きな金額になります。
転職活動用として交通費を用意しておくといいかもね!
退職前に貯金した実例

- 一人暮らし
- 貯金額:120万円
- 生活費総額:8万円
- 税金:7万円
僕のスペックはこんな感じです。
退職後に引っ越し費用で20万円使ったので、実際には100万円になります。
また、失業手当は6000円×90日で54万円受け取ったので、154万円が総額ですね。
他に大きな出費を挙げれば、前期分の税金で11万円ほど請求されたくらいです。
退職してから6ヶ月経過した時点で、貯金残高は40万円ほど。
特に節約もしないで6ヶ月は余裕をもって生活できました。
僕の場合は結婚をしていないので、扶養家族がいれば6ヶ月の生活は厳しいでしょう。
少なくとも、200万円の貯金は欲しいですね。
貯金残高が50万円を切った辺りから焦りが生まれてきたので、余裕が欲しい方はもう少し貯金しておくべきでしょう。
50万円ほどの貯金なら、3ヶ月程度しかもたないと思っておくべきです。
個人的にはもっと貯金しておけば良かったと後悔している
退職をするなら計画的に

僕が退職をするときには、2年間で100万円の貯金という目標を立てていました。
この計画があったからこそ目標額の貯金ができ、6ヶ月以上も無収入で生活ができたわけです。
計画が必要と感じたのは、過去の失敗があったから。
50万円ほどの貯金で余裕だろうと思っていたら、想像以上の出費の多さに後悔した経験があったからです。
- 目標の貯金額を決める
- 目標達成までの期間を決める
計画はこの2つをもとに立てるようにしましょう。
計画を立てないと、いつまでも目標金額には到達しないよ
まとめ

転職をするなら貯金は必要になります。
転職先が見つかってないなら、現在の給料の6ヶ月分。
転職先が見つかっているなら、現在の給料の2ヶ月分、を目安にしてください。
また、目標達成までの目標を立てるようにしましょう。
ダラダラ貯金をしたら、いつ目標に達成するかわかったものではありません。
後悔しないために、退職は想像以上にお金がかかるものと認識しておきましょう。
