「何気にオレも間違えて書いてた・・・」
ということで、この記事では履歴書の作成において、玉掛けの資格の正しい書き方を紹介しています。
とはいえ、紹介するだけなら1行で記事が終わってしまうので、せっかく当サイトに来てもらった意味がありません。そこで、
- 玉掛けの資格が活かせる職種
- 玉掛けと併せて取得したい資格
- 玉掛け未経験でも気後れする必要がない理由
を紹介しているので、自分に合った企業を探すために役立つ内容になっていますよ!
アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/
もくじ
玉掛けを履歴書に記載するときの書き方
履歴書の免許・資格欄には「玉掛け技能講習修了」と記載しましょう!

上の図を見ると、「玉掛け技能講習修了証」とありますが、免許なのか資格なのか気になるところですよね。
玉掛け技能講習は『資格』となります。履歴書に免許欄と資格欄で分かれている際には資格欄の方に記載しましょう。
特別教育の場合も同様で、『玉掛け特別教育修了』と資格欄に記載すればOKです。
フォークリフトや小型移動式クレーンなどの技術講習や特別教育にも活用できますよ!
履歴書に玉掛けがあることで活かせる仕事

クレーンに係る仕事がメインとなります。主に物流・建築・製造というジャンルで玉掛けの資格を活かすことができます。
ですが、玉掛けだけじゃ物足りない!というハングリーなあなたでも心配することはありません。
製造の分野、建築の分野、物流の分野の専門的な業務に携わることもあるでしょう。
将来的には管理職となりデスクワークに就く、といった選択肢もあります。もちろん、玉掛けの技術を磨くことも一つの選択ですね!
玉掛けと併せて取得しておきたい資格

クレーン特別教育や小型移動式クレーンがオススメです。
操作するクレーンによっては、玉掛け作業も自分で行うことがあります。
特に物流や製造関係の仕事では、玉掛けとクレーンの資格が必要となることがあります。
未経験だったとしても、資格があるだけで両方の作業を行うことができるので、会社としては貴重な人材となるわけですね。
費用や取得までの時間がお得!
クレーン特別教育は、5t未満のクレーンを操作するために必要な資格となります。工場や倉庫で使用される天井クレーンで活躍できる資格ですね!
クレーンの操作は独特です。クレーン特別教育は、クレーンの操作をしたことがない人にとってオススメの資格になります。
クレーン特別教育の講習科目と費用 | |||
科目 | 玉掛け免許なし | 玉掛け免許あり | |
学科 | クレーンに関する知識 | 3時間 | 2時間 |
原動機及び電気に関する知識 | 3時間 | 3時間 | |
クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 | 2時間 | 免除い | |
関係法令 | 1時間 | 免除 | |
実技 | クレーンの運転 | 3時間 | 3時間 |
クレーンの運転のための合図 | 1時間 | 免除 | |
費用 | 約20000円 | 約15000円 |
小型移動式クレーン技能講習は、1t以上5トン未満のユニック車を操作するのに必要になる資格です。
ユニック車は、建設や物流で使用されることが多いので、その分野で活躍する資格です。
実際の現場では1t以上のユニック車を使用することが多いもの。そのため、1t未満しか操作できない特別教育よりは、技術講習の方が実用的になります。
小型移動式クレーン技能講習 | |||
科目 | 玉掛け免許なし | 玉掛け免許あり | |
学科 | 小型移動式クレーンに関する知識 | 6時間 | 6時間 |
原動機及び電気に関する知識 | 3時間 | 3時間 | |
小型移動式クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 | 3時間 | 免除 | |
関係法令 | 1時間 | 1時間 | |
実技 | 小型移動式クレーンの運転 | 6時間 | 6時間 |
小型移動式クレーンの運転のための合図 | 1時間 | 免除 | |
費用 | 約42000円 | 約38000円 |
玉掛けの資格があれば、クレーンに関係する特別教育や技能講習にかかる費用や取得までの時間を減らすことができます。
加えて、学科の試験内容は玉掛けの時と大差ないので、知識の面でも優遇されているわけです。
クレーンに関係する資格の取得を考えているのであれば、上記の2つの資格をオススメします。
履歴書の資格欄に玉掛けがあればOK!未経験でも諦めない
「資格は取得したけど、実務経験がないから気が引ける・・・」
と、悩むことはありません。企業にとって経験者が応募してくれることはありがたいことです。
ですが、そんなに都合よく経験者が見つかるものではありません。とはいえ、資格がなければ業務にあたることすらできない・・・。
資格があるだけで玉掛けの業務にあたることができるので、会社としては資格を取得させる費用や、人材難という悩みを解決してくれる有難い人材なのです。
また、技術は本人の努力次第で何とでもなるもの。実際、僕も未経験から始めて、最終的には現場でいちばんの技術をもつことができました。
未経験と諦めることはありません。資格があるだけで大きなメリットなので、気になる企業があれば、積極的に応募することを強く勧めます。
玉掛け作業で必要な事

実際の玉掛け作業で必要となることは、事故を起こさないことです。
「当たり前じゃん」と、感じるかもしれませんが、出来ていないのが実状です。
玉掛け作業に時間をとられるのを嫌って、重心から少しずれた状態で吊ったり、一本吊りをしている現場があります。
結果、ちょっとしたミスでワイヤーや吊り荷がずれてしまい、吊り荷が落下してしまう事故が発生しています。
事故が起こる場合の特長として、必ずどこかで横着しているものです。
誰に何を言われようと、安全に吊れるように玉掛けすることを心掛けましょう。
まとめ
玉掛けの資格を履歴書に記載する際には、『玉掛け技能講習修了』と記載しましょう。免許では間違いなので注意してくださいね!
玉掛けの資格は、製造・物流・建築といった分野で活躍する資格です。
未経験でも、資格があるというだけで大きなメリットがあります。気になる企業があれば、気後れせずに応募してみることを強く勧めます。
玉掛けの資格を活かせる仕事をする際には、事故を起こさないことを第一に考えて業務にあたってくださいね!
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