この記事では、職場でのストレスが限界なら退職が最善策である理由を紹介しています。
- 我慢して続けることの危険性
- 退職をする際のポイント
上記について取り上げているので、職場を辞めるべきか悩んでいる方にとって役立つ内容になっています。
- 職場の人間関係
- 職場の労働環境
- 会社の運営方針
ストレスの原因は様々ですが、限界まで追い詰められれば危険な状況です。
体が壊れてしまっては元も子もありませんよね。
僕もストレスで限界を迎えた時に退職という選択をとりましたが、正解だと感じています。
この経験から、現状を打破するために悩んでいる人の、背中を一押しするのに役立てれば幸いです。
もくじ
職場でのストレスが限界なら退職が最善策

ストレスがMAXになると、体に異変が起きたり正常な思考ができなくなるものです。
また、退職は逃げと感じて、我慢して続けるのが美徳みたいな風潮が残っているのも事実です。
我慢して続けたところで、いつかは潰れて辞めてしまう結末になるので、早めに退職をすべきでしょう。
では、どうして退職が最善策なのか、6つの理由を解説していきますね!
職場環境を変えるのは容易ではない
就業時間や給与など、職場におけるルールというのは、会社側が吟味して決めていることなので「明日から変えよう!」という訳にはいきません。
また、問題児を解雇するにも、会社側の都合で解雇するには様々な制約があるものです。
株主会議による定款の変更、社員解雇の法的な問題、会社という大きな組織だからこそ、環境を変えることは容易にできないのです。
たった一人の社員の都合で職場のルールを変えようとするのは、現実的ではないということですね。
休職しても根本的な解決にならない

精神的に参ってしまい、仕事から離れるために休職したとしましょう。
一時は回復するかもしれませんが、原因を排除したわけではないので、復職しても同じことの繰り返しとなってしまいます。
ストレスの根本を排除しない限りは、カウンセリングを受けようが、病院に通院しようが改善されることはありません。
その会社に在籍している限り、ストレスが取り除かれることはないということです。
会社に相談しても解決するとは限らない
中には、会社に相談して環境が改善された成功例がありますが、あくまで一例です。
- 会社側が相談を受け入れてくれない
- 問題を揉み消された
- 退職を推奨された
といった失敗例もあります。
また、会社側に人間関係の相談することで恨みをかってしまい、陰湿な嫌がらせがエスカレートしたり、職場の人が避けるようになったケースもあります。
会社に相談したことで状況が悪化してしまえば、ただでさえ限界な状態なので潰されてしまう可能性が高いでしょう。
問題解決には時間と労力がかかる
パワハラや賃金の未払いにより損害賠償請求をする際には、証拠集めや裁判費用が必要になります。
また、裁判はすぐに判決が出るわけではなく、半年~1年もの期間がかかるものです。
法的に問題解決を図れば、想像以上の時間と労力が必要になります。
ストレスで限界を迎えている状態において、長期間に及ぶ戦いは現実的ではありません。
裁判だけでなく、人事異動や部署変更においても時間がかかるもの。
いつ結果が出るかわからない処分を待っていても、こちらが疲弊するだけです。
限界な状態で働けば体を壊す可能性大

ストレスが溜まるような場所で働いていても、状況が良くなることはありません。
特に、精神的な病は症状が現れてから気付くことが多く、発見した時には罹患していたケースは珍しくありません。
- 動悸や息切れ
- 何もないのに涙が出る
- 体が動かない
- 情緒不安定
上記のような症状が表れていれば、危険な状態です。
そこまで自分を追い詰めている職場なので、我慢して働いたら体を壊してしまうでしょう。
そうなってから「あの時辞めておけば良かった」と後悔しても手遅れです。
退職なら時間と労力をかけずに根本的な解決が可能
その職場から離れることで、根本的に解決することができます。
- 職場での人間関係
- 劣悪な労働環境
- 理不尽な会社方針
全てがリセットされます。
方法も退職の意思を伝えるだけなので、労力を必要としません。
退職の仕方によっては、最短でその日に、長くても2週間で退職することができるので、時間も必要としないメリットがあります。
ただ、中には退職を受け入れないブラックな会社や、退職を伝える勇気がないという問題があるのも事実です。
そういった問題を抱えている方は、「退職代行サービス」の利用を勧めます。
退職代行サービスについては後の項目で解説するので、気になる方はチェックしてみてください。
職場でのストレスが限界で退職をする前に

退職に関する間違った印象を捨てる
退職に関してネガティブな印象を持っているのであれば捨ててしまいましょう。
自分を追い込むような職場に問題があるのであって、環境を変えることは逃げではありません。
入社したばかりだから我慢して続ける必要もなく、働ける環境ではないと判断したから退職するだけなので、何も問題はありません。
働いたという経験は転職しても無駄にならないので、退職はネガティブなことではありませんよ!
証拠集め
ハラスメント行為や未払い賃金がある場合には、退職をする前に証拠を集めておきましょう。
病院からの診断書や、退職代行に依頼する場合、失業手当を受給する際に役立ちます。
- いつから
- どこで
- だれが
- どんなことをした
という状況を、メモに記しておきましょう。
ハラスメント行為の場合には、ボイスレコーダーで録音しておくのも有効です。
未払い賃金の場合には、働いた時間をメモしたものや、タイムカードをスマホで撮影しておきましょう。
退職をしてしまうと証拠を集めることができなくなってしまうので、退職前に集めることが重要です。
診断書をもらう

精神的に参っているのであれば、病院からの診断書をもらっておきましょう。
労働環境が原因で罹患したことを証明するものなので、労働災害認定や失業手当の受給をする際に役立つものです。
無理をして揃えることはないので、必要と感じたらもらっておくことを勧めます。
退職の準備を進めておく
離職票・源泉徴収票の発行など、必要になる書類の申請をしておきましょう。
自分から申請しないと発行してくれない会社もあるため、必ず自分から申請しておくことを勧めます。
また、退職後にトラブルとならないよう引継ぎの準備もしておくべきです。
話したくない人がいるのであれば、メモに記しておくだけでもOKです。
ストレスなく退職をするためには

- 退職を申し入れると何をされるか分からない
- 退職を申し入れたら脅しや強い引き留めにあった
- 会社に行くのがツライ
- 退職の際に未払い賃金や有給休暇の交渉をしたい
中には、上記のような悩みを抱えている方もいることでしょう。
ストレスの溜まっている状態で退職を切り出すのは、神経が擦り減るもの。
また、有給休暇や未払い賃金の取得をしたくても、理不尽に断られるケースは非常に多いです。
そこで、会社に退職の申し入れをしたくても出来ないと悩んでいる方は「退職代行サービス」の利用を勧めます。
退職代行サービスを利用することのメリットとして以下が挙げられます。
- 会社に顔を出さずに退職することができる
- 会社とのやり取りが不要
- 離職票などの必要な書類の発行依頼が可能
- 未払い賃金や有給休暇の交渉が可能(※退職代行による)
退職に関する法律の知識も持ち合わせているため、合法的に退職に結び付けられるのが最大の強みですね。
ただし、退職代行の中には悪質な業者がおり、退職ができないといったトラブルにつながりかねないので、利用する前に最低限の知識を身につけることでトラブルを回避することができるでしょう。
☟の記事では、退職代行に関するポイントや疑問を解説しているので、退職代行を利用する前に一読することを勧めます。

当サイトでは、合法性・料金・サービスの質をトータルで比較した結果、退職代行ガーディアンを一番にオススメしています。
☟の記事でもオススメの退職代行サービスを紹介しているので、選ぶ際の参考にしてください。

まとめ
職場でのストレスが限界なら、退職を選択することが最善策です。
とはいえ、自分の人生に関わることなので、なかなか踏み出せないのも事実ですよね。
自分を追い詰めている職場で、体を壊してまで続ける意味はあるのでしょうか。
自分が動かない限りは環境が変わることはありません。
現状を受け入れて我慢し続けるか、現状を打破して新しい環境でチャレンジするか、どちらが後悔しない選択なのか考えてみることを勧めます。