- 仕事が不公平である時の対処法が知りたい
- 仕事が不公平な会社は辞めるべき?
当記事では、こんな疑問に答えています。
周りの人と比べて自分だけ業務量が圧倒的に多いと、なんでこんなに差があるの?と疑問に思ってしまいますよね。
おまけに、他の人と給料は一緒なのに業務量に差があれば納得がいかないものです。
どうして公平性が保たれないのか、その原因を解説しているので、自分に当てはまるものがないか確認してみてください。
また、続けるべき会社と辞めるべき会社についても取り上げているので、自分の進退を決めるのに役立つ内容になっています。
もくじ
仕事が公平な職場は存在しない

みんなが公平に思える職場が存在しない理由として、次の3つが挙げられます。
- 人によって能力が違うから
- 上司や経営者の気分で待遇が変わるから
- 考え方は人それぞれだから
会社には様々な人が働いているので、いろいろな思惑が飛び交っているものです。
そのため、意見の衝突や考え方の違いによって『差』が生まれてしまいます。
会社で働くということは、不公平な目に遭う人が必ずいることを認識しておきましょう。
なぜ仕事で不公平と感じるのか考える

仕事量を不公平と感じる人の特徴を挙げてみましょう。
- 仕事ができる
- 頼まれた仕事は断らない
- 自ら仕事を引き受ける
- 周囲の人は仕事ができないと感じている
それぞれ掘り下げていきます。
仕事ができる
能力が高いため、周囲の人と比べて作業量が多くなってしまいます。
その結果、周囲の人と自分の仕事量を比べてしまい不公平と感じてしまうわけですね。
これは、人それぞれ能力が違うので必ず起こってしまうことです。
逆をいえば、自分より能力の高い人がいれば、その人も不公平と感じているものです。
頼まれた仕事は断らない
頼られるのは悪いことではありませんが、断らずに次々と引き受けてしまうことで仕事量が増えていきます。
中には、頼まれても断るような人もいるでしょう。
断られれば誰かが代わりに仕事をこなすしかありません。
であれば、断らない人に仕事を頼むのがいちばん手っ取り早いですよね。
そのうち、「都合よく扱われているんじゃないか」と疑問に思うことで、不公平感が生まれてきます。
自ら仕事を引き受ける

- 経験を積んでスキルアップしたい
- 周囲に認めてもらいたい
- 暇になるのが嫌
といった理由から、自分から進んで仕事を引き受けるケースです。
特に入社して間もない頃には、早く職場に慣れたいと感じてしまうため仕事を引き受けようとします。
やる気のあるうちは不公平と感じないのですが、仕事に慣れてくると周りとの温度差に気が付いてくるもの。
「どうして自分だけ頑張ってるんだろう」という疑念が、不公平感に変わっていきます。
周囲の人は仕事ができないと感じている
仕事で結果を残すことで自分に自信がでてくるものです。
ただ、その自信が悪い方向に影響してしまうと、周囲の人を見下してしまいます。
- 周りのヤツらは仕事ができない
- 他の人に任せるなら自分でやった方が早い
こういったタイプは、パワハラ気質があるため注意したいですね。
周りを信用せず、すべて自分で片付けようとするので自然と業務量は増えていきます。
そして、周囲との仕事量の差にイライラしてしまうわけですね。
業務量が多いのは自業自得なのに、周りのせいにして自分を正当化していることになります。
仕事が不公平であることのメリット・デメリット

人より仕事を多くこなすことでどのような影響があるのか、メリットとデメリットを見ていきましょう。
- 周囲の人に頼られる存在になる
- スキルアップができる
- 会社側に評価されやすいので昇進のチャンスがある
- 仕事量と給料が見合わない
- 疲弊してくるので体を壊しやすい
- 残業や休日出勤が増える可能性がある
- 仕事に追われ精神的に余裕がなくなる
大きなメリットとしては、信用が得られるのとスキルアップできることですね。
そのぶんストレスが溜まりやすく、報酬も仕事量に見合わないので、目に見えた達成感を得られることはないでしょう。
仕事が不公平と感じた時の対処法
ここでは、仕事量が偏り過ぎて不公平と感じた場合の対処法を紹介していきます。
仕事を頼まれても断る

不公平と感じるほどですから、人並み以上に業務をこなしているはずです。
ですので、多少仕事を断ったとしても信用が崩れることはないでしょう。
仕事を断ることも重要です。
無理のない業務量に合わせて調整しましょう。
ただ、「無理です」と頭ごなしに断ったら相手もいい気分ではないですよね。
「こちらの仕事が手一杯なので今はできません。」
「こちらの仕事をすれば、今の仕事の納期に間に合わなくなってしまいます。」
といったように、出来ない理由をしっかり伝えましょう。
周りの人にお願いする
仕事を抱え込む人ほど周りの人に頼らないケースが多いですね。
勝手に周りの人の能力を決めつけていませんか?
余程嫌われる行為をしない限りは、お願いすれば引き受けてくれるはずです。
人を上手に使うスキルは、働いていく上で必要になるもの。
自分でこなした方が早いと感じても、他の人に上手く割り振った方が遥かに効率的です。
仕事がスムーズに進む、仕事を抱え込まないので疲れないといったメリットがあるので、周りの人を信用することを心掛けてみてはいかがでしょうか。
仕事が不公平で辞めたいと感じたら

自分の仕事を減らす方法は前の項目で解説しました。
ただ仕事量が多いという理由だけなら、辞めずに続けた方がデメリットは少ないでしょう。
- 時間外手当が支給されない
- ボーナスが支給されない
- 昇給が見込めない
- 周りが非協力的
- 現在の給料があまりにも低い
- 明らかに人員と仕事量が釣り合っていない
上記のうち一つでも当てはまるものがあれば、退職を勧めます。
理由は、働き続けても状況は改善しないばかりか、働くだけ時間とお金を無駄に消費するからです。
安い給料で人並み以上に働いてくれる人材がいれば、会社側は調子にのって使い潰しにくるでしょう。
労働に見合った対価を支払わない会社は、そういう方針なので長く働いたところで評価されることはありません。
であれば、新しい環境でチャレンジした方が、労働に見合った対価を得られる可能性は高いです。
まとめ

職場で働く人みんなが公平と感じる職場は存在しません。
いろいろな人が働いている以上能力に差はでてきますし、考え方も違うため仕事量にはバラつきがでてしまうものです。
自分だけ仕事量が多くて不公平と感じているのであれば、
- 仕事を頼まれても断る
- 周りの人に頼む
上記の対処法を試してみてください。
また、労働に対する対価を支払う気がない会社であれば、働いたところで時間とお金を無駄にするだけです。
転職をして環境を変えるのも、状況を改善する方法の一つです。